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テレワークのメリット・デメリットとは? 私の経験も合わせて


  最近、「テレワーク」をする人が増えてきたようです。
会社のオフィスに出勤しなくても、自宅や喫茶店などのインターネット環境を使って仕事をする働き方ですね。


インターネット環境が普及・充実したことにより、会社の事務所以外の場所で仕事をしやすくなったことが要因のひとつといえるでしょう。

 

ちなみに、テレワークという言葉は、離れた所という意味のテレ(tele)と働くという意味のワーク(work)が引っ付いた造語なんですね。

一般社団法人 日本テレワーク協会によると、「テレワークとは情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」と定義されているそうです。


私が勤務する会社でもテレワークが導入されており、1週間あたりで1~2日のテレワークが推奨されていまして、私も自宅かコワーキングスペースでテレワークを実践しています。


ここでは、サラリーマンである私のテレワーク実践経験を通じて、テレワークのメリット・デメリット等などを書いてみたいと思います。
なお、自営業や会社の経営者で事務所へ出勤する人もいらっしゃると思いますが、ここでは一般的な「社員」、「会社」という表現を使います。


テレワークが強く推奨されるようになったきっかけ

 今年(2019年)になって特にテレワークが強く叫ばれるようになったと思います。2020年の東京オリンピック開催時に交通機関が混乱することが予想されるため、通勤による交通機関の混雑を緩和しようということが大きいようです。

 

また、普段通勤する人が出勤しなくても仕事ができるようにする環境を整えて、自宅・カフェ・コワーキングスペースなど会社の事務所以外で仕事をすることに今から慣れることの意味合いがあります。

 

このテレワークという働き方は、かなり前から導入されているそうで、自動車業界では2006年に日産自動車が初めて在宅勤務制度を導入し、社員から高評価を得ているそうです。

私が勤務する会社のテレワークのルール

 私が勤務する会社でのテレワークのルールは大雑把に書くとこんな感じです。
・事前に管理職や仕事の仲間に連絡、管理表にテレワーク実施予定月日を記入
・テレワーク当日の朝、業務開始前にe-mailでテレワーク開始を社内関係者へ連絡(原則として就業時間帯は決まってます)。自宅やコワーキングスペースなど実施場所の申告も必要です。
・業務実施
・テレワーク当日の業務終了後にe-mailでテレワーク終了を社内関係者へ連絡
・テレワーク実施管理表に実施実績を記入(実施しなかったからといって注意されることはないです)

 

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テレワーク実施の時に私が注意すること

私がテレワークするときに気を遣うのは、家/カフェ/コワーキングスペースで仕事してるフリして実は遊んでるのではないかと思われないようにすることです。


少し、多分、いや絶対に上司から疑われてる気がします。そして何らかの方法で監視されていると思います。

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なので、業務中に誰かからe-mailを受信したらできるだけすぐに、「了解」などの返信をすることにしています。その他には、ときどき急ぎではんくても社内向けにe-mailを発信したり、会社のサーバ内のデータを更新するなどして作業の証拠を残したりしています。


気にし過ぎと思われるかもしれませんが、妙に小心者の上司など疑い深い人がいるのも確かですので、あとで何か言われても言い返せるようにしています。


テレワークのメリット

 ここから、私が考えるメリットを挙げてみます。

社員から見たテレワークのメリット

・通勤時間をなくすことができる

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特に大都市圏では電車通勤をしている人が大変多く、朝・夕のラッシュ時には身動きが取れないほど混み合います。電車だけでなくバスでも同じような感じですよね。

 

そのような環境だと、朝、会社に着いた時点でヘトヘトに疲れているといってもいいかもしれません。会社に出勤するだけでも気が重いと思う人も多いでは? 正直言って、私は気が重いです。うるさい上司やお客様、たくさんの事務処理などに追われる毎日ですから。

 

しかし、テレワークの場合はオフィスに出勤する必要がないため、通勤時のストレスを受けることもなく仕事に取りかかりやすいし、仕事に集中しやすいです。


また、忙しい人は朝の通勤に使う時間をテレワークで仕事の時間に充てることもできます。たまった仕事を早めに処理してしまうとかできますからね。私は正直言って、休めるときは休んで仕事までの時間で英気を養いたいです(本当は単に休みたいだけ)。


会社からの帰宅時も、混雑した電車に揺られるよりも、自宅でゆっくりできるのでありがたいです。それに、会社で仕事を終えて「さあ、帰るぞ!」ってときに、「ちょっと●●くん、帰り際で悪いんだけどコレを今すぐ片付けてくれない?」とか言われたりしたらガックリですが、テレワークだとその可能性はかなり低くなります。


・出勤が難しいときに無理に出勤しなくても仕事が可能


地震や台風・集中豪雨など自然災害による交通機関の混乱・停止、台風に備えた公共交通機関の計画運行停止、オリンピック開催中の大量の人の移動による交通機関の混乱回避など、出勤を困難にする原因はいっぱい思い当たります。


そんなとき、会社に出勤しなくてもリモートで仕事ができるのはありがたいです。
今年(2019年)の台風19号のときは交通機関が使えそうになかったので、自宅からテレワークができて助かりました。

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・子育てや介護をしながら働くことができる


待機児童を抱えて子どもを保育園に預けられない人でも、テレワークであれば自宅で子どもの面倒を見ながら仕事をすることが可能です。会社に出勤した場合よりも作業効率は落ちるかもしれませんが、仕事ができるのも事実です。

 

また、インターネット環境の整った託児施設のあるコワーキングスペースが活用できるなら、子どもを預けながら子供の近くで仕事をすることができます。

 

介護の場合でも、子育てと同様にテレワークであれば空いた時間に自宅で仕事をすることができるでしょう。


ただし、介護や子育てをしながらのテレワークを続けるためには、気持ちをしっかり持って、また気持ちの切り替えをうまくやらなければならないですね。気持ちの切り替えがうまくできなければ、ついつい介護や子育ての仕事に流されかねないです。


・住む地域を選ばない

 

通勤しなくなれば居住地域はオフィスの場所が近いか遠いかに左右されなくなります。そのため、例えば首都圏から地方に引っ越すことがあったとしても、仕事を継続することができます。たとえば、北海道や沖縄からインターネット経由で東京本社のサーバに接続して仕事することも可能ですよね。

 

インターネット環境のある場所であればどこででも仕事ができると考えると、日本国内か海外かに関係なく仕事ができるといえます。


・作業に集中しやすい

 

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オフィスで働いていると、電話がかかってきたり、誰かに話しかけられたり、周囲の電話の話し声や立ち話が聞こえてくるなど、仕事に集中できないことがよくあります。私の場合は、仕事が予定通り進まずにイライラすることがあります。


テレワークの場合は、自宅・カフェ・コワーキングスペースなど自分が集中しやすい場所を選んで仕事ができるので、集中できて効率が上がりやすくなると言えます。

 


・家事をする時間がとりやすい

 

一人暮らしをしている人や夫婦共働きをしている女性の場合、オフィスで働いていると平日は会社から帰宅して炊事などの家事に追われるパターンが多いと思います。これは結構シンドイものです。ここに子供の世話や介護が加わるともっと大変です。

 

例えば家庭でのテレワークであれば、仕事の合間にこまめに家事を進めるなど時間を上手く使って、自分がやるべきことを組み立てやすいため、仕事と家事のバランスを取りやすくなります。


会社から見たテレワークのメリット

 国は働き方改革への取り組みを推進していますね。これに合わせてテレワークを導入する企業が増えていくものと思われます。


社員がテレワークを利用することにより、会社にはどのようなメリットがあるのか以下に挙げてみます。


・仕事をする場所を選ばない(=リスク分散)


国内では大震災、台風、集中豪雨などで会社のオフィスへ行けないことを経験した人は多いと思います。


たとえば、今年(2019年)の台風19号の影響で交通機関がマヒし、出社できなくなった人がいらっしゃるでしょう。


しかし、家のパソコンから会社に接続して仕事を行うことができた人が多いということも聞いています。私もテレワークで助かった一人です。

 


・社員の生産性の向上


ある調査によると、従業員が考えるテレワークのメリットとして「仕事の生産性・効率性が向上する」と答えた方が半数以上いたという結果
があるそうです。確かに自分が仕事をやりやすいところで仕事ができれば効率は上がりそうです。
私の場合は、事務所での周囲の会話などの雑音や見たくない顔をさけるため、テレワークをすることもあります。


・離職率の低下


テレワークにより働きやすくなると、従業員の離職率が低下したという効果がでています。


特に女性のなかで、仕事を続けたくても出産・育児、夫の転勤、家族の介護などによって退職せざるを得ないという立場の人にとって、仕事を続ける可能性やチャンスが広がるわけですからテレワークは有用です。男性でも育児や介護に取り組んでいる人は多いのでテレワーク利用は価値があるでしょう。


人材を確保するために、会社としてはテレワークは必要な仕事のやり方なので今後導入が進むと思います。

 

・会社のイメージアップ


働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでいる姿勢を世間に対してアピールできるのは、企業イメージアップにつながります。これからの若手人材確保の意味においても会社にとってはいいアピール材料ですね。

 

テレワークのデメリット

 メディア等世間ではテレワークのメリットが取り上げられる傾向が強いように感じられますが、ここでは私が考えるテレワークのデメリットを挙げてみます。

 
社員から見たテレワークのデメリット

社員にとってのデメリットって気になりますよね。

 

 ・自分で作業と時間を管理しなければならない

 

メリットのところで自分がやるべきことを組み立てることができると書きましたが、家族からの割り込みなどがあったりして、自分が考えていた段取りのようにうまく作業を進められない場合もあります。

 

ただし、単に自分で作業と時間を管理しなければならない=デメリットということには無理があると思います。作業と時間の自己管理って、会社で仕事しようが、自営業であろうが、どこで、どんな仕事をするにしても自分でやるべきことだと私は思います。


自己管理が難しいなら、仕事を進めながら都度同僚や上司に相談か報告して、アドバイスもらいながら軌道修正すればいいと思います。自分だけで抱え込まないことが大切ですね。


・作業に集中しづらい


いつも会社へ出かける自分がたまに家にいると、小さな子供がまとわりついてきたりして作業に集中しずらいという方もいらっしゃるでしょう。


また、自分自身がTVやスマホゲームの誘惑に負けそうになることがもあるかもしれません。そんなときは作業に集中しづらいですね。
気持ちを切り替えるとかTVを置いてない部屋を使うとかの努力が必要です。

 

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・コミュニケーション不足による孤立化(の可能性)

 

テレワークの頻度が多いとか、テレワーク中心の業務の場合に気になるのが、一緒に働く同僚や部下が身近にいないことにより孤立感を持つ可能性があることです。

メールやチャット・Web会議などで同僚の存在を意識できるようにするなど気分転換を図ることが必要ですね。


会社から見たテレワークのデメリット

 

会社から見たデメリットも気になりますよね。


・社員に任せると作業と時間の管理が曖昧になりやすい


会社はテレワ-クをしている社員の労働実態を把握するのが難しいです。極端に言えば、社員が働いてるのか遊んでいるのかわからないのです。


会社が社員の勤務時間をどのように管理するかは大きなポイントです。ログを取得し、管理する仕組が活用されるかもしれません。
会社によっては、Webカメラなどを使ってる場合もあるかもしれません。がんじがらめの状況になりそうですね。私は念のためパソコンのカメラレンズのところに髪を張り付けてますが、用心し過ぎかも。


私の会社では、社員が自宅PCからテレワークで会社のシステムにアクセスしてる場合、ツールでPC画面の表示内容が何かのタイミングで採取されて、監視に活用されているという噂があります。

 

・パソコン等端末のセキュリティ管理が必要


インターネットを活用するため、パソコンのウイルス感染、メール誤送信などの誤操作対策をはじめとするセキュリティ管理が必要です。


多くの社員が使用するスマートフォン、タブレットなどももちろん対策が必要です。

これらは会社から見たデメリットのひとつなのですが、パソコンやスマートフォン、タブレットを利用する社員にとっても環境設定や運用の手間が関係します。


その他気になること

メリット、デメリット書けることの他に気になること挙げてみます。

 


・端末の通信費用は誰が負担するのか?


Wi-Fiが使える自宅やカフェ、コワーキングスペースなどはいいとして、Wi-Fiが使えない場所で仕事をしなければならなくなった場合の通信費用は誰が負担するのでしょう?


会社はそんなこと知らんフリしてる場合が多いので、テレワークを利用する前にしっかり会社に確認しておく必要があります。

 

・回線速度が遅くてWeb会議の音声が途切れて会議に参加できない場合はどうする?


テレワークで会社の会議にWebで参加する場合、通信速度が遅いと声が途切れて聞こえなくなることがあります。かといって、通信速度が速い場所を探す? 自宅のネットの速度があまり早くない場合、会社のために早くする?
こんなことも事前に対策を考えておく必要があります。


私の知り合いの例では(解決策ではありません)、仕方なくですが、会議室内の人から自分に携帯に電話をかけてもらって音声を聞くことがあるそうです。

 

・テレワークで会社の会議にWebで参加する場合のヘッドセットは?


会議に参加して音声を聞くだけならパソコンやスマートホンに接続できるイヤホンがあればいいですが、発言を求められる場合はマイクが必要です。


マイク付きのヘッドセットが必要になってきますが、会社は用意してくれますか?
私の会社では、ヘッドセットが各社員に1台社内用として配布されているので、テレワークのときは会社から持ち出していました。しかし大きくて重いので持ち出しをやめて、量販店で軽くてコンパクトなものを税込み約700円で購入しました。必要な時にもっていきます。

 

最後に

 テレワークを実践するうえでメリット・デメリット・他に注意すべきこと・気になることがあると思います。
インターネットで事前に調べておくことをお勧めします。

 

【参考URL】

厚生労働省
テレワークではじめる働き方改革 -テレワークの導入・運用ガイドブックー

厚生労働省 テレワーク導入ための労務管理等Q&A集

厚生労働省の「テレワークモデル就業規則」

総務省 テレワークセキュリティガイドライン

総務省 テレワークの動向と課題について