令和2年(2020年)お正月に兵庫県西宮市の門戸厄神 東光寺にお参りしてきました。
門戸厄神 東光寺へは、阪急電車の大阪梅田駅から神戸線の西宮北口駅で今津線(宝塚行)に乗り換えて約30分で門戸厄神駅に到着。駅から徒歩約10分で到着です。
私たちは "厄神さん" と呼んだりしています。
厄年早見表をいただいてきましたので、参考にご覧ください。
今年のアナタは、大厄? それとも 小厄?
厄年って何?
厄年(やくどし)は、厄災が多く降りかかるとされる年齢のことですね。
大病したり、事故にあったり、火事になったり、家族に災いが降りかかったりと、昔からよく言われています。
私は、大厄にあたる年に厄神さんへいってお祓いしてもらいました。効果があるかどうかは気持ちの持ちかた次第でしょうネ。
この厄という考えは、日本国内では平安時代に既に存在していたそうです。
厄年についての科学的な根拠は明確にはなっていませんが、もし厄年に厄災が多く降りかかることが科学的に証明されて、回避する方法がみつかれば勲章がもらえるかも・・なんて夢ですね。
厄年の解説
厄神さんの厄年早見表の表紙に厄年についてこんなふうに記述されています。
男性と女性の厄年は違う?
一般的に男性の厄年と女性の厄年は異なっているとされています。
通常は厄年の年齢の数え方には数え年(かぞえどし)を用いていますが、地域や寺社によっては満年齢で計算するところもあるようです。
男性の本厄は、数え年で25歳、42歳、61歳、女性の本厄は19歳、33歳、37歳とされています。
門戸厄神東光寺の厄年早見表
厄年早見表(男性)
門戸厄神東光寺の厄年早見表では、一般的に言われている本厄(男性42才、女性33才)と他の大厄を合わせて大厄と記しています。
大厄の他に小厄も記されています。本厄だけでなく健康などに気を付けるべき時期ですね。女性の表も同様です。
厄年早見表(女性)
見方は男性用の表と同じです。
特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、災難に遭ったりするなどで特に注意を要するとされていますね。
ただ、最近では男性の42歳、女性の33歳を本厄と呼んでいる場合が多く、他の年齢については単に厄年と呼んでいることが多いです。しかし、本厄以外の役を気にする人は少ないようです。
男女いずれの本厄にもその前後1年間に前厄(厄の前兆が現れる年)・後厄(厄のおそれが薄らいでいく年)の年があり、本厄と同様に注意すべきと考えられていて特に気にされていますよね。
平安時代には既に厄年の考えがあったと前述しましたが、その時代では人の寿命は短かったそうで20才代後半から30才代半ばという説があるようです。
江戸時代でも寿命は30才代から40才代だったとか。現代の半分以下ですね。
しかし、これはそれぞれの時代の全ての人が早死していたというのではなく、乳幼児の死亡率が高かったことが寿命全体の平均値を下げていたことの大きな要因のようです。
ですので50才や、60才の人もたくさんいたであろうと言われています。
男性の本厄が42歳、女性の本厄が33歳というのは、女性は若いうちに出産を経験して家事や育児で心身共に疲れた頃が30才過ぎに訪れて、身体の不調など災厄に見舞われたのが本厄と言われた時期なのかもしれません。
また、男性は今の世の中と同様に当時のお役目(お仕事)で、やはり心身共に疲れた頃が40才過ぎに訪れて、身体の不調など災厄に見舞われたのが本厄と言われた時期なのかもしれません。
そして、共通にいえるの本厄の要因は、医療が進んでいなかったため病に倒れた人が多かったことが影響しているとも言えるでしょう。
数え年って何?
ところで、数え年(かぞえどし)とはどんな数え方なのでしょうか。
私は祖母からよく教えられました。
普段私たちが年齢を数えるときは、生まれた日から1年経過したら1才になります。これを満年齢(まんねんれい)といいますね。
数え年が満年齢と大きく異なる点は、
1.生まれた日に1歳と数える
2.翌年の1月1日が来ると年齢が1つ増える
ということです。
たとえば、2019年12月1日に生まれた赤ちゃんは、生まれてすぐに1才になって、2020年1月1日に2才になるという計算です。
こう考えるとすごいですね。生まれてからわずか31日で2才になるんですから。
赤ちゃんはお母さんのおなかの中で約10か月間過ごしますから、それを年齢として数えているのかもしれません。
まとめ
人は厄年を特に気にして健康などに注意しています。今までとおり注か、今まで以上に日常活動に注意を怠らないようにすることが必要と考えるかもしれません。
でも特に気にし過ぎることはないようにも思います。
厄年に限らずに日頃から日常の生活すべてにおいて、自分だけでなく家族にも気を配るようにしたいものです。
今年、あなたは厄年ですか?