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航空業界、新型コロナで11兆円損失の衝撃 マイレージは大丈夫?


新型コロナウイルスの感染拡大が続いてます。

いつ収まるか先が見えないですね。


国内や海外との移動が制限されて、その動きが拡大しつつありますね。
移動に必要なのが乗り物です。


乗り物ですぐに思いつくものとしては車、電車、航空機が挙げられます。
車や在来線の電車は比較的短時間で乗り降りできて換気されやすい場合が多いと思います。


ただ、新幹線や、国内・海外での航空機は長時間乗る場合が多くて、換気状況が気になるところですね。
そのせいか、新幹線の乗客数が50%程度減少したということも報道されていますね。


そして、特に強く影響を受けているのが航空会社のようです。

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換気がされているとは言え、機内で長時間閉じ込められている状態では、新型コロナウイルスに感染する危険度が高まる不安を感じても仕方ないと思います。


しかし、航空機の換気では心配ないですね。


航空機内の空気は数分で全て入れ替わるような仕組みになっています。

大雑把にいうとエンジンから取り込んだ空気は機内を通ったあと数分で機外へ排出されるんです。

 

大雑把な絵を描くとこんなイメージです。

 

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機内に取り込んだ空気と排出バルブからの空気排出を制御して機内の気圧を調整しています。

この仕組みで快適な環境が維持できるんですね。

 

ただ、機内の湿度は低く乾燥に悩む人が多いです。

航空機の機体はジュラルミンの皮膚を持っているようなもので頑丈なのですが、湿気に弱いため機内の湿度を上げられず乾燥気味なんですね。

だから飲み物サービスが行われているのでしょう。


しかし、現在の新型機ではジュラルミンよりもカーボン系の材質が使用されるようになり湿度に強くなってきているため、従来機よりも湿度が高めのものも出て、従来よりも快適性が増していると言えます。

 

話を基に戻しますと、航空機内で感染の不安があるとしたら、感染した人が触ったものに触れることですね。


例えば、荷物収容棚、座席のテーブルや肘かけ、トイレのドアノブ・蛇口のレバー・据付の備品などでしょう。

 

感染拡大による渡航制限が元で発生する利用客減少はどうしようもありませんね。


新型コロナウイルスの感染拡大によって移動が制限されたことにより、航空会社の経営を直撃しています。


中国や韓国など特定の国からの渡航を制限する施策が各国で広がっていることも追い打ちとなり、最近の発表では、新型コロナにより日本円で約11兆8000億円の損失が航空業界で発生するとの予測されたそうです。


航空各社は輸送能力の削減とリストラをせざるを得ないという衝撃が発生しています。


たとえば、香港に本拠を置くキャセイパシフィックは、3~4月の輸送能力を3分の1まで削減していますが、それでも3月初めの乗客数は例年の2割にも満たない状況に直面しています。


オーストラリアのカンタス航空は、国際路線の輸送能力を9月まで23%削減し、CEOは6月まで無報酬、全従業員に休暇の取得を促しています。休暇といっても無給休暇かもしれません。


新型コロナの蔓延が伝えられる韓国の大韓航空は145機ある旅客機のうち約100機を運用できなくなっているそうで、会社存続できるか否かの瀬戸際まで追い詰められそうな状況のようです。


ウイルスの蔓延は当初はアジア地域でしたが、イタリアで蔓延しヨーロッパに拡大して航空需要の減退はヨーロッパにも打撃を与えています。


イギリスでは航空会社フライビーが破産を申請しました。燃料費高騰などを背景に業績が悪化していたところへ、新型コロナの感染拡大が追い打ちをかけて、事業が立ち行かなくなったようです。

 

国際航空運送協会(IATA)は2019年12月に、2020年の世界の旅客収入が日本円で約60兆8000億円になりそうだと予測しました。これについて前述の約11兆8000億円の損失を当てはめると、新型コロナの感染拡大の影響により、世界の旅客収入の約2割が失われる計算になります。

 

IATA は、過去にSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生から終息までに半年程度要した推移と今回の新型コロナ発生後の中国市場データを用いて、2つのシナリオで航空会社の旅客事業に対する新型コロナの影響の度合いを予測したそうです。


その結果、航空需要の損失額は日本円で約6兆5000億円から前述の約11兆8000億円に膨らむらしいです。
航空会社が大手かLCCかを問わず経営破綻の危機に直面する可能性があるんですね。

 

 

また、アメリカの航空機メーカーボーイング社も危機的状況にあるようです。


ボーイング737MAX型機の墜落事故で販売不振に陥っている最中に、航空需要の激減で販売の先行きが見通せなくなって、資金が底をつく状況のようです。一部では、倒産の危機と囁かれているようです。


航空会社も、航空機メーカーも公的資金の投入などの期待があるかもしれませんが予断は許さない状況にあることに変わりはないのでしょう。

 

新型コロナが航空業界どこまでを追い詰めるのか見通すことはできませんが、従来の産業構造や勢力図が一変さ激変する可能性がありそうです。


保有するマイレージが近い将来なんらかの影響を受けるかもしれません。