新型コロナウイルスの感染防止目的でマスクを着けてる人がたくさんいらっしゃいますね。見慣れた光景になりました。
電車内や街なかではほぼ100%の人がマスクを着けてるように見えます。
異様な光景ですね。
そんなある日、電車の中で驚くべきというか、やっぱりなあと思う光景を見ました。
ある男性が、自分が装着しているマスクの位置がよくないのでしょうか、しきりにマスク本体表面を触って、位置をずらしたり、ずらしたあとその手で鼻や目を触っていました。
それアカンやろ! やめとき! 心の中で叫びました。
マスクの位置を直すときや、食事などでマスクを一旦外すときにマスク本体の表面や内側を触る人が大変多いようです。
多分何も気にせず触っているのでしょう。
マスクを着ける目的は、呼吸をしたときにウイルスが体内に入るのを防ぐ(減らす)ことですよね?
マスクを着けた状態で呼吸をすれば、マスクの外側にウイルスが付着している可能性があります。
ウイルスが付着しているかもしれないマスクを触った手で、目・鼻・口を触るとウイルスが体内に侵入することになります。
もし、このウイルスが新型コロナだったら間違いなく感染ですね。
感染したら自分はもちろん、自分との濃厚接触者も感染してる可能性は高く、その人も症状が出れば会社や学校に行けない、買い物にも出られないなど大変なことになります。
一旦マスクをつけたら、マスク本体の表面や内側には触らないことが大切です。
では、マスクの着脱をどのように行えばいいのでしょう?
簡単ですね。ご存知の人は多いと思います。マスクの着脱は、耳にかけるゴム紐を掴んで行います。
ゴム紐のみを触ってマスクを着けたり、はずしたりして、マスクの表面や内側には触らないようにすることです。
もし、マスクの表面や内側を触ったら他の物を触る前に手を洗うことが必要です。石鹸をつけて、指の間や爪の先などをしっかり洗います。
つぎに、使用済みマスクの廃棄方法はどうすればいいのでしょうか?
使用済みマスクには、前述のとおりウイルスが付着している可能性があります。
表面や内側には触れないようにゴム紐のみ触ってマスクをはずして、ビニール袋に入れ、ビニール袋の口を閉じて廃棄しますしょう。
マスクを廃棄した後も、手にウイルスが付着している可能性がありますので、しっかり手を洗うことが必要です。
先日、ある人にこのアドバイスをしたら、表面や内側には触らないようにすることなど特に気にしてなかったそうです。
ウイルスに感染するかもしれないことを実感できなんでしょうね。
ウイルスは見えないから。
その人は、「面倒だけど、自分や家族・友人を守るためだから頑張ると」いってくれました。
医者がマスクの着脱を行うときは上記の方法が基本動作だとある医者が言ってました。
こんな基本的なことも、もっとメディアで取り上げてほしいですね。(TVで見かけたことはありますが)
新型コロナをだけでなく、インフルエンザなどの感染リスクを上げたくなければ、ちょっとしたことだけど気にかけて欲しいです。